すべてのものにいのちがある

こんにちは！
今回は「国語の先生おススメ本」です。

〔今週のテーマ〕

【人間も動物も、自然界に生きる、すべては「命」】

〔今週のおススメポイント〕

★ 「葉っぱのフレディ」とあわせて読みたい一冊
★ 自然とのふれあいで育まれる命への尊厳
★ 新美南吉児童文学賞受賞作家

〔今週のおススメ本〕

「じぶんの木」

（最上一平　作・松成真理子　絵）
この本についてはコチラから↓

じぶんの木 (えほんのぼうけん 8)

▼ご家庭のみなさまへ▼

「命」をテーマにした名作絵本に「葉っぱのフレディ」があります。
四季を通した葉っぱの一生から、命あるものが、やがてはその使命を全うするまでを描いた秀作です。
自然という共通テーマではありますが、この本では、臨終のときが近づくひいじいちゃんの「伝じい」の語りが、しずかに、そしてやわらかに小学２年の「わたる」を包み込みます。
そのおかげで「わたる」は「伝じい」の死を受け入れることができるのです。
「じぶんの木」は、残された人々の心の中でいつまでも生きつづける面影であり、元気を与えるメタファなのでしょう。
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受験対策にとらわれない日本語(国語)力の向上を目指し、現在は「ことばの学校」の教材開発に邁進している須藤孝行(ガンダム)先生がお送りしました!