合格への一歩。
「ものを大事にする」をテーマにお話します。
合格した子がやってきた練習方法とは、どんなことか?
一次試験、控え室から試験会場に移動します。
その時にこんな約束が言われます。
約束①:お友だちは抜かさない。
約束②:お友だちとお話ししない。
約束③:受験票を落とさない。
早生まれのチームは、その後にこのようなことを言われました。
「落とすとヤギに食べられますよ。」
もちろん、試験会場では「ヤギなんていないよ~」と騒いでいる子や受験票を落としている子、ぐちゃぐちゃに握り締めてる子などもいたそうです。
試験はまだ始まっていません。
自覚のない子は、ここで素が出てしまうのです。
指導で毎年大事にしているのは「この約束を守る」ことです。
約束を守ることは、合格するためには絶対必要だと思います。
なぜなら、一次試験ではこの約束を守れていない子もいたそうですが、二次試験ではこの約束を言われなくてもみんな守っていたからです。
まず、この「約束を守る」で、一次試験の合格へ一歩進めるのでは?と思います。
今日は、約束③の「受験票を落とさない」に、ポイントを置いてみましょう。
過去に「受験票はみんなにとって大切なものです」と言われたこともあります。
受験票がない=試験が受けられないですね。
もうおわかりですね。
大事にすることで合格への切符に変わるのです。
合格した子は、もちろん授業で借りたものは大事に使い、物を大切にしていました。
受験票を大事にすることを学ぶためにその子がやっていたこと・・・
それは簡単です。
映画や遊園地・電車の切符、自分でチケットを管理して大事に扱いました。
もちろんチケットがなくなったら映画は見られなくなることなど、理由を伝えて理解したからこそ「自分のためにやり続けた」のです。
「合格したい」
「合格するためには、約束を守ること」
と、自覚していました。
試験では見事に約束を全て守り、更に視野を広くして現場の状況を覚えていました。
生活習慣を上手に学びに変えた結果が合格に繋がったのだと思います。
一日一日を大切に、子ども達に伝えていきましょう。
【約束を守る】
【物を大切に】
【受験票は合格への切符】
【合格したいという気持ち(自覚)】
理英会二俣川校の教室長。
運動見本動画でもおなじみ。
ニックネームはゆず先生。
年長の難関コースαクラス・慶應ゼミ・暁星ゼミ・精華ゼミ・洗足ゼミなどを担当。
プライベートでは三人姉妹の父。
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