川崎ルフロン校教室長ブログ②

皆様こんにちは。
川崎ルフロン校教室長の西ノ宮ゆずです。
前回読んでくださった方ありがとうございます。
初めての方はこれからよろしくお願い致します。

今回は、私が授業で一番大事にしていることをお話します。
それは[当たり前を磨く]ことです。

当たり前を磨く

[当たり前を磨く]って何?と思う方も多いと思います。

例えば、手洗いうがい。
[当たり前のこと]ですね。

今では、コロナウイルス感染を防ぐため、大人も子どもも当たり前のように徹底していると思います。
しかし、昔からずっと当たり前のように手洗いうがいを徹底していた方はどれだけいたのでしょうか?
このような状況になるまで「やらなくても大丈夫」「どうにかなる」と思っていた大人もいたと思います。
子ども達には「手洗いうがいをしなさい」と言っている大人がやっていないようでは、
子ども達が[当たり前にやるべきこと]ができないのは仕方ないと思っています。
大人も一緒に[当たり前を磨く]ことで、子どもたちが人として立派な輝く子になります。
子は、親の鏡です。

中には「小学校受験に手洗いの試験は出ませんよね?」と聞かれる方もいらっしゃいます。
確かに「試験で手洗いを見ます」という考査内容はありません。
しかしその考えは甘いです。
人として大切なことを教えていないことで、損をする子は多いです。

ちなみに今年度、慶應義塾横浜初等部では手洗いの仕方を試験で見られています。
もちろん私は、慶應義塾横浜初等部の現1年生から学校での手洗いの徹底指導を聞いていたので、子どもたちに今まで以上に手洗いの大切さを伝えて指導してきました。
今の子は、泡石鹸に慣れているため、固形石鹸を上手に使えない子も多いです。
※慶應義塾横浜初等部で使用している石鹸は固形石鹸です。

このように情報を聞いて更に磨くこともありますが、その情報がなくても徹底してきました。
なぜなら、小学生になるべき子どもが手洗いができない状態でいいのでしょうか?
いいえ、この[当たり前のこと]ができている子こそ、本当に小学生になるべき子だからです。
たくさんのお友達と試験を受ける中で[当たり前を磨いている子]は、試験でも自分の良さ、いや、親の良さを見せます。
小学校受験では、生活力やルールマナーを細かく見ています。
学力重視だけで合格できる学校はないと私は思います。

手洗いができれば合格ではないですよ。
あくまでも1つの例です。

授業では、色々な[当たり前を磨く]ことの大切さを色々な場面で気が付かせています。
一部ですが、大切にしていることをお伝えします。
それは[挨拶]です。

挨拶は、一番初めに行われる試験

挨拶するのは[当たり前]ですね。
しかし、大人でも挨拶をしない人もたくさんいます。
挨拶しても目を合わせない。
返事をしない方も多いです。

当たり前だと思っていることができていない大人も多いです。

人として大事なことを、大人たちが「やりなさい」と言うだけではやりませんね。
大人もやらないことが多いですから。
「挨拶しなさい」と口うるさい大人は、ロボット人間を育てます。
まずは、大人が見本になること。

挨拶は、練習が大事。
子どもたちには「挨拶をされると相手はうれしい」ということを伝えていきましょう。

●自分から挨拶
●止まる
●目を見る
●声は、聞こえる声で
※感染拡大防止からも大きな声を出さないで挨拶する指導をしている学校もあり。

また、先生が他の人とお話していて声をかけられない時などは、先生に目を合わせて声を出さずにお辞儀をして挨拶をすることも練習しています。
話しているのに割って入ってくるのは、挨拶してても迷惑をかけることがあるからです。

挨拶は、一番初めに行われる試験だと思ってよいでしょう。
第一印象がよくなります。
試験官はロボットではないので、挨拶をされて不愉快になる人はいないですね。
特に今の子どもたちが強化すべき当たり前は「ありがとう」「ごめんなさい」を自分から自然に言える子です。
正直なところ、自分から言える子が減っています。
言わされている子が増えています。

「ありがとう」言うのは当たり前、「ごめんなさい」言うのが当たり前ですが、
なぜか人に伝わらないことが多いです。
それは、言わされているからです。
感情のない「ありがとう」「ごめんなさい」が多いように感じます。
これって言わされている?とよく感じます。
中には、誰かが言っているのが聞こえてきたから言った子も・・・。
親に言いいなさいと言われるから言った、などと考えている子も多いですね。
「どうして『ありがとう』」と言うの?」と聞くと黙ってしまう子が多いです。

子どもたちには[当たり前を磨く]ために、なぜ「ありがとう」「ごめんなさい」を言う必要があるのか、考えて使うことを伝えています。
「〇〇してくれてありがとうございます。」
「〇〇してごめんなさい。」
理由を相手に伝えること。

そして、さらに磨くと、
「〇〇してくれてありがとうございます。楽しかったです。(嬉しかったです)」
「〇〇してごめんなさい。次は、〇〇を気を付けます。」
など、理由と気持ちを伝える。
理由と次の反省を伝えられるといいですね。
それを聞いた人は「この子は、成長をする子だ!」と伝わると思います。
コミュニケーション能力や会話がしっかりできる子、とも伝わります。

そこまですぐに言える子はなかなかいませんが、そう伝えようとする子はいます。
我々が怒らず伝えることや見本になることでできるようになると信じています。

子どもの[当たり前を磨く]ためには、まず大人が[当たり前を磨く]ことが大切ですね。
私が教える立場ですが、毎回子どもたちの努力には驚かされ、気が付かされます。

今、毎日つけているマスクやアルコール消毒、外出自粛など。
TVを見れば、文句を言っている大人やルールを守らない大人が映ってます。
見ていると恥ずかしくなりますね。
子どもたちは、苦しいし、集中ができない時もあると思いますが、一言も文句を言わずにしっかりマスクを付け、アルコール消毒も嫌がらずにやってくれます。
本当は、公園や教室でみんなと楽しく大きな声で遊びたいと思いますが、ガマンをしながら遊んでいますね。

この状況がいつまで続くかわかりませんが、子どもたちの未来のために我々大人も、今の世の中の[当たり前のルール]を守っていくことが大事ですね。
子どもたちがたくさんおしゃべりや握手ができる生活を早く戻してあげたいですね。

そのためには、大人がガマンをして見本になること。
何も罪がない子どもたちがガマンをしています。

今一番大事な当たり前、それは[待つ・ガマン]

子どもも大人も[待つ・ガマン]。
待てることは、小学校受験でも強いです。
次回のブログテーマは[待つの深さ]です。

まだまだ[磨くべき当たり前]はたくさんありますが、まずはこの今の状況を落ち着かせたいですね。
1人がみんなのために考えて行動することで、それがきっと自分のためや我が子のためになります。
これは、子どもたちに授業でもよく伝えます。

ぜひ、このことを理解して子どもたちに伝えて、見せていきましょう。

では、また次回よろしくお願い致します。
引き続き体験会などを実施しているので、ぜひご参加ください。
その際に「ブログを見ました」と言っていただけると嬉しいです。

西ノ宮ゆず

理英会川崎ルフロン校の教室長。
運動見本動画でもおなじみ。
ニックネームはゆず先生。
年長の難関コースαクラス、慶應対応クラス、慶應ゼミ、暁星ゼミ、年中共学難関クラスなどを担当。
プライベートでは三人姉妹の父。

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