先日、5月29日(日)タカシマヤローズホールにて、理英会と横浜高島屋のコラボレーション企画「お受験フェア2022春」を開催いたしました。
当日、慶應義塾幼稚舎と横浜初等部の入試分析セミナーを話させて頂きました。
たくさんのご参加ありがとうございました。
この時期になると説明会やイベントの開催が増えてきます。
子ども参加のイベントも増えてくるので、親御さんにこんな質問を受けます。
「子どもがじっと待てない」
まず、どこまでがじっと待てないになるのでしょうか?
それをよく考えましょう。
スーツを着た大人がたくさんいる中で子どもたちがじっとすることの方が難しいです。
緊張などからそわそわ動きたくなります。
「少し落ち着かなかったけどよく座ってガマンした」とプラスの考えができますか?
怒って変わるのは、そのときだけです。また戻ります。
褒めて、自覚して、理解してそれが力になります。
走り回る。ふざけた態度をする。大きな声をだす。人に危害を与えたなど。
皆様に迷惑をかけることを自らしたのであれば、気をつけなくてはなりません。
ただ、ダメな子なんていません。
みんながんばっているし、初めてのことばかりです。
大人が、怒らずに子ども達に気が付かせることができるようになりましょう。
こういった少し緊張する経験を知らない子がいっぱいいます。
これから、少しずつ生活の場面でいろいろと経験を積む機会を探していきましょう。
「もし、学校の先生の前で迷惑かけてしまったら、もうダメなの?」
それだけで、不合格にする学校はありません。
その失敗を反省して、次に活かすことが大切ですね。
諦めないこと。子どもを責めないこと。
これは、子どもだけのせいにせず、大人も反省しましょう。
そして、本番の面接や試験で変わった姿を見せられるようにがんばりましょう。
「あの時の子がこんなに成長したのか!!」と驚かせてあげましょう。
じっとできない理由。
それは、親が緊張していたり、焦っている。心配し過ぎているのが伝わること。
親の焦りは子に移ります。
そして、落ち着かない理由は、どこに連れていかれるか知らずに来た。
大人は、今から行くところを理解しているが、子ども達は分からずに連れて行かれる。
そうなれば、落ち着かない、緊張したり、飽きるなどが起きる。
これから年長さんは、写真撮影などをすると思います。
写真屋さんと話をすると、写真を撮ることを知らずに来た子は、写真を撮る際も落ち着かず、なかなか良い写真が撮れないそうです。
逆に理解をして来た子は、はじめ少し緊張気味ですが、途中で表情がよくなる。良い緊張感ですね。面接でも最初少し緊張気味で、だんだん自分らしいく話せる子は、何をやりにいくのか自覚をしています。
大人同様に、子ども達も分からないことには不安を感じます。
写真撮影も面接練習だと思ってしっかり何をやりに行くのか、子どもにしっかり伝えましょう。
そして、大人は、ドキドキしてもどんな時もドンッと構えていましょう。
理英会川崎ルフロン校の教室長。
運動見本動画でもおなじみ。
ニックネームはゆず先生。
年長の難関コースαクラス、慶應対応クラス、慶應ゼミ、暁星ゼミ、年中共学難関クラスなどを担当。
プライベートでは三人姉妹の父。
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