②意外に大変だったまとめ作業
さぁ、体系化しなくてはなりません。イメージは、一枚の大きなポスターのようなものに、どんちゃか幼児教室~理英会卒業までの全ての授業で扱う運動が見やすく一枚にまとまっている、というものです。
理英会の授業で扱う運動をどのようにまとめようか。まずはいろいろな時期のそれぞれの年齢の授業を覗いてみました。私たち講師は「イントラ」と呼ばれる授業のレシピにあたるものを元にして授業を展開するのですがそのイントラにヒントがありそうだということがわかりました。それぞれの年齢に適した運動が、その時期ごとの難易度で何度も登場します。
材料はそろいつつある、さぁ、これをどうまとめたものか!
そんな時、「基本動作36」というものが文部科学省から提示されていることを知りました。子どもが成長する過程で身に付けていく基本動作36種類を一覧にしたものです。
これだ!これをもとに運動を分類してみよう!
慶應エキスパート講習などの運動単科の授業を担当する先生たちに集まってもらいプロジェクトを結成しました。授業のない日に集まり、一つひとつの運動を実際にどう指導するかを共有しながらいくとみんな同じような考えを持っていてきっとあっさりと結論が出ると思っていたのです。ところがやってみるとそう簡単にはまとまりません。ああでもない、こうじゃないか、いやちがうような気がする・・・とあっという間に半日が過ぎました。
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