慶應合格Story 5

〜 わかってもらう会話力 〜

 Eさんはとても意欲関心が強く、何事も楽しみながら取り組める女の子でした。絵が好きで、子どもらしいけれども、迫力のある力強い絵を描くのが特徴的でした。しかし、Eさんの中で、何といっても図抜けていたのは説明力です。授業で何かを説明するときもとても上手に説明していました。
 そんなEさんが苦手にしていたのは、意外にも発表でした。恥ずかしがり屋だったため、上手に説明できているのに声が小さいこともありました。ですが、授業で何度も発表して、最後には自信を持って話ができるようになっています。
 ご両親はEさんに体験させることを大切にしており、日頃からいろいろなものを見たり、触ったりしていました。それもあってかEさんが入試で出たら描きたいな、と思っていた絵は陸・海・空・宇宙それぞれテーマ別に「ラクダ」「クラゲ」「鳥」「人工衛星」などいくつもあったようです。
 さて、そんなEさんの入試での制作課題は「みんなで動物になって恥ずかしがり屋の動物に会いに行く」をテーマに自分が変身する動物を作る。というものでした。Eさんが作ったのは、ラクダ。花紙を裂いてまつ毛にするなど工夫してあれこれ作っていると、先生に質問されました。お話はEさんにとっては望むところ。「みんなで行くから(みんなを食べないように)草食動物にしました。」「重い荷物を運べて、人も乗せられるので、みんなが疲れたら乗せてあげます。」「目が大きくてまつ毛が長くて可愛いからです。」などたくさんお話しできたそうです。そのあと、グループのお友だちと何を作ったか当てっこをしましたが、見た目ではわかってもらえず。でも、「砂漠などにいます。」「コブがあります。」など、誰にでもわかるヒントで、最後にはみんなにも当ててもらえたそうです。大人と子ども。相手が誰でも『わかるように話す』Eさんの説明力がうかがえるエピソードでした。
 ちなみにEさん、連続運動では指示されたブリッジをするのを忘れてしまいました。「最後気をつけをしていたのに先生から合図がなくて、それで思い出したの。」そのあとEさんはどうしたでしょう。「自分で戻ってブリッジしたよ。そしたら先生たちがみんな『おーっ』って言っていました。」

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