慶應合格Story 13

〜 明るく素直にまっすぐと 〜

 妹がいるのでMさんだけにかかりきりになれず、その点ではお母さんは苦労されたそうです。理英会に入って最初の志望校は慶應義塾横浜初等部ではありませんでした。それが変わったきっかけは、そのとき第一志望だった学校の志望校別ゼミでした。行動面で窮屈そうだったので、型にはめられるよりも個性を伸ばした方がMさんにとってよいのではないか、と先生とお母さんとで相談しながら、少しずつ慶應義塾横浜初等部ともう一つ、他の有名校を併願校としてシフトしていきました。
 最初苦労したのはお母さんとの仲の良さ。幼稚園でもお家でもいつも一緒で、本当に仲が良い。もちろんそれはとてもいいことなのですが、仲が良すぎてすぐにけんかになってしまいました。それで、お母さんは先生とも相談し、「Mさんのどこを、いかにほめていくか?」を考えて、実行していきました。
 Mさんの一番の武器は素直さ。とてもまっすぐで、人なつっこい女の子です。逆に足りなかったのは体力でした。最初の頃は運動が苦手で、ケンケンをやってもすぐ止まってしまうくらいでした。ですが、11月からずっと、慶應ゼミ、併願校のゼミ、ホームクラスと週3回通い、しっかりと運動をやっていたので、秋には初めて会う先生に、「よく身体の動く子だね」と感心される程になっていました。
 また、持久力も課題でした。授業では最初良くてもだんだんと・・・。というのが続いたので、授業では、「Mちゃん!先生はいつでも見ているよ!」と毎回声をかけられていました。しばらくすると、「お姉さんになったね。」と何度もほめられるようになってやる気も上がったようです。
 最も変わったのは春の合宿でした。初めて家族と離れ、クラスの先生と寝泊まりしたことで、先生との信頼関係が強まり、また自分に自信もついたようで、帰ってきてからの授業では、それまで以上に自信に満ちて、大きく動けるようになりました。
 慶應と併願校、両方のゼミを担当した先生によれば、「いつもゼミの1時間前に来ていました。幼稚園の宿題をゼミの前にやるんです。お母さんとは仲が良かったですが、それだけでなく、関わり方がよかったように見えました。折り紙検定をやるとき、普通はお母さんがやり方を説明するんですが、Mさんのお母さんは全部Mさんに任せていました。Mさんが全部自分で読んで、全部自分でやるんです。Mさんの学力のベースは、そういうところにあるのかなと感じましたね。ゼミではお話が好きでした。もともとお話が上手な子でしたが、こちらのゼミでお話作りを何度もやって、さらに語彙も表現も豊かになりました。いつもにこにこしていて、楽しそうでしたよ。」とのこと。週3回は大変だったと思いますが、慶應ゼミはもちろん併願校のゼミも楽しんで参加できていたようです。
 そのまま良いところを歪めることなく、持ち前の素直さも手伝って、秋までまっすぐ伸びたMさんは、入試でもいつものように楽しんで行動できたようです。併願校と慶應の両方合格をいただき、いつもの笑顔で先生に会いに来てくれました。

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