学童保育の良さ、楽しさは?【神奈川新聞の理英会コラム】

横浜・川崎からアクセスがしやすく神奈川県内からの通学者も多い小野学園小学校(品川区西大井)は、今年の春から在校児童向けに学童保育施設を開設した。共働きなどの理由で留守家庭に帰る子どもたちを預って、仲間で一緒に勉強したり、遊んだり、食事を取ったりする「小野の子クラブ」だ。子どもたちには、ここが家庭代わりだ。
小野学園小では「小野の子クラブ」開設以前から放課後の学校施設で、在校児童向けに習い事教室を開講していた。水泳、体操、ピアノ、茶道、英会話、知育の各教室が受けられる。子どもたちは授業が終わると、まず校内の「小野の子クラブ」の教室にやって来る。教室にかばんを置くと、その足で習い事の教室に移動する。習い事が終わり、「小野の子クラブ」の教室に戻って、軽食を取ると、仲間たちで一緒になって遊ぶ時間だ。
「小野の子クラブ」が、家庭代わりなら、通う子どもたちは、兄弟のようなもの。
「学童保育のよさは『たてわり教育』にあります。異なる学年の子どもたちが一緒に過ごす環境です。家に帰ったら、ひとりで、譲りあう必要のないこともここでは下級生に譲る場面が出てきます。入学当初、学校生活に慣れなていなかった一年生たちも、夏休みを通して団結力が身につき、譲りあうことが自然にできるようになりました」。こう語るのは、指導員の大川明子さんだ。
夏休みの間は習い事教室はお休み。家庭がわりの学童保育「小野の子クラブ」だけは開設していた。クラブの子どもたちは夏休みの間、毎朝来て夕方自宅に帰るまで、ずっと一緒に過ごした。午前中は勉強タイム、午後は週ごとにテーマを決めたみんなで取り組むプログラムの時間だ。クッキングのプログラムでは、栄養士の資格を持った指導員のもと、おにぎり、サンドウィッチ、ピタパン、パフェなどを作った。小学一年生がひとりで自宅で作れるものをと考えられたメニューばかりだ。クラブではみんなで作って食べる。共に食べる「共食」の良さを伝える食育プログラムでもある。
(どんちゃか・理英会 薗田隆平)

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