【4つの活動で伸びる力】母子活動

『母子活動』

さくらコース(1~2歳児)・プレ年少コース(2~3歳児)の授業には、「知的体験(実体験→プリント)」「母子活動」「個別」「自立行動」という特長的な活動があります。
今回は、発達心理学博士であり鎌倉女子大学准教授の細野美幸先生より「母子活動」に関連した学術的解説をいただきました。

お母さんの語りかけが子どもを変える

親子の関わりは子どもの育ちにおいて欠かせない大切なものです。生活や遊びの中で親が子どもを見守り、声をかけていくことで、子どもの様々な力が育まれていきます。
特にお母さんの語りかけは乳児期から大切なものとなります。なぜかと言うと、赤ちゃんはお母さんのお腹の中にいる時から、お母さんの声を聞いて育っているからです。赤ちゃんの聴覚は受精後4ヶ月程度の頃から発達し始めます。
ですが、赤ちゃんは母体の奥の子宮の中で過ごしているわけですから、母体の外の音は残念ながらあまり聞こえません。赤ちゃんが聞いているのは、お母さんの声と、母体から発せられる音(心音など)です。そして、その声や音は出産後も覚えているようで、出生直後でも、お母さんの声とお母さんではない女性の声とを聞き分けできることが最近の研究から分かってきました。そんな小さな頃からお母さんの声をずっと聞いて成長しているわけですから、やはりお母さんに語りかけてもらうことで、子どもたちは安心して遊び、健全な心を育んでいけるのだと言えます(もちろん、お父さんの語りかけも大切ですよ!)。

子どもの気持ちに共感する

語りかけるといっても、ただ一方的に親の思いを伝えれば良いわけではありません。1歳頃の子どもを対象に、どのような状況で最もコミュニケーションが促されるようになるかについて調べた研究があります。その結果、大人が、子どもが指さしした物にしっかりと注意を向け、かつ、子どもの気持ちに共感するような態度を示した時に、子どもは「もっと」「もっと」とでも言うかのように、他の場面でも盛んにコミュニケーションを取ろうとするようになりました。つまり、同じ場面を「共有」して、気持ちに「共感」してもらう経験が、コミュニケーションを促すのだと言えます。
親が「あれもできてほしい」「これもやってほしい」という気持ちのあまり、一方的かつ指示的になってしまうこともありますが、子どもに寄り添い、子どもの気持ちに共感しながら、たくさん語りかけていくことこそが、子どもの育ちを促し、コミュニケーションの力の土台を作ることにつながっていくと考えられます。

参考文献:
正高信男『子どもはことばをからだで覚える‐メロディから意味の世界へ‐』中央公論新社 2001 年

■執筆
細野美幸

■経歴
お茶の水女子大学博士課程修了・博士号取得(人文科学博士)
横浜女子短期大学准教授を経て、現在、鎌倉女子大学短期大学部准教授。
(株)ベネッセ・コーポレーションの委託研究員を兼任。

■著書
「子どもの類推能力の発達」(2009)風間書房
「新時代の保育双書:保育内容ことば」(2017)(株)みらい
「新版:幼児理解」(2018)一芸社
「保育の心理学」(2019)(株)みらい
「子ども家庭支援の心理学」(2019)(株)みらい

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