~調べてみた~小学校受験をした年長さん1,000人の父母がお受験後に後悔した3つのこと

毎年小学校受験を終えたばかりの
約1,000組のご家庭からの声をお聞きしています

小学校受験を通して得たものは?

グラフ小学校受験を通して得たものは?

※理英会調べ 2017年11月アンケートより

私たちは毎年小学校入試にチャレンジする約1,000組のご家庭に対して、入試の後にかなり細かいアンケートにご協力いただきます。

目的は大きく3つあります。

  • 何より、お受験という一家の一大イベントを一度ゆっくりと振り返って総括していただくこと(きっと得たものの大きさに気づいていただけるはず)
  • 私どもの合格サポートがご父母にとって満足度がどうだったのかを確認すること
  • お受験を通してうまくいったこと、良かったこと、あるいは失敗したこと、後悔していることを後に続くご家庭に生かしていただくこと

1.については、毎年読んでいて胸が熱くなる回答をたくさんいただきます。
これはまた別の機会に記事としてご紹介します。

2.については、当然耳に痛いご指摘をいただくことも少なくありません。
自分たちでは精一杯やっていたつもりですが、ご父母にとってはまだまだ!ということがこんなにあるんだな、と毎年背筋を伸ばしつつ、できる改善は間髪入れずに実行に移すようにしています。

さて、今回のテーマに関係するのは3.の「後悔したこと」です。

ひとは何かに一生懸命チャレンジしていると多かれ少なかれ後悔することが出てくるものです。協力くださったご父母に敬意を表しつつ、数多くいただいた上位3つの回答をご紹介します。

3位 もっとしてあげられることがあったのでは・・

うまくいったご家族の場合
  • できるだけ具体物を使って説明するようにした。また、苦手な問題は似たような問題を母親が作った(同様の回答多数)。
  • 日々の生活をていねいに、一緒にたくさん遊ぶようにした。
  • 夜9時には寝る。トイレに季節のポスターを貼る。車の移動中は童謡や落語を聴くようにしたり、電車の中ではマナーを教えたり、座っている時は折り紙やお絵かきをしたりした。また時には電車でわざと立ち、バランスをとりながら乗ったりした。生活の全てを入試を意識したものに切り替えそれを楽しんだ。

2位 夫婦間の連携をもっととるべきだった

うまくいったご家族の場合
  • 両親で「これでいいのか」と話し合う時間を作っていた。
  • 父親はやさしく寄り添うように、母親は緊張感をもってすすめるというように役割分担をしていた。
  • 母でだめな時は父に、というように夫婦で入れ替わった。

1位 きつく叱ってしまった

うまくいったご家族の場合
  • 「間違えてもいいのよ」とだんだん時間内にできるようにタイマーを使い、学ぶことの楽しさを理解して自分からプリントに取り組めるようにしていた。
  • 改善すべき点は担任の先生に指摘してもらい、家庭ではなるべくほめるようにした。
  • 間違えていても、一度は本人の解きたいように解かせ、そのあとにやり方を説明させ間違いに気づかせ、納得してもらった。
  • 親がイライラしてきたら、点図形など子どもひとりでできるものをやらせて、親がイライラが収まったら再開した。。

どのご家庭も真摯に小学校受験と向き合ったからこそこのようなちょっとした心残りをお感じになっているのだろうと思います。 あらためてお疲れさまでした!

今回は、「後悔したこと、失敗したこと」に絞って紹介しましたが、これらの何倍も「良かったこと、うまくいったこと」が寄せられていることは今一度お伝えして、今回はこれで終わりにします。

どんちゃか幼児教室/幼小受験 理英会  なかざと じゅん

幼児、そのご父母、幼児教室スタッフ、小学校現場などから生の声を収集することを日々のフィールドワークとしている

横浜国立大学教育学部心理学科卒

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