横浜国立大学教育学部附属鎌倉小学校 合否を分ける5つのポイント

横浜国立大学教育学部附属鎌倉小学校は、歴史と豊かな自然に恵まれた鎌倉の中心地・鶴岡八幡宮に隣接する人気の小学校です。その合否を分ける5つのポイントについて解説します。

考える力

横浜国立大学教育学部附属鎌倉小学校の1次試験で実施される知能考査はペーパーによる筆記試験ではありません。

1対1の個別形式で出題されること、紙芝居を使った口頭試問形式であることをふまえて、確実に正答を出せる基礎が必要となります。
そのためには聞かれたことに「自分で考え」「答える」ことができるようになることが大事になります。

ご家庭でも沢山絵本を読む、親子の会話を大切にする。
子どもが自ら考えることが出来るように、「どうして」「なんでそう思うの」と問いかけの会話を沢山していくと、自分で考え話すことができるようになってきます。

会話力・言語力

筆記のペーパー試験がないと、「簡単」と思う方が多いと思います。
しかし、幼児にとって対面で向き合う初めての先生の発問に、1回で正しく口頭で答えるという試験は難易度の高い出題形式です。
そのために会話力、言語力を身につけることが重要になります。

まずは、自分から挨拶ができること。
相手の目を見て丁寧な言葉使いでお話ができること。
相手にわかるように自分の言葉で伝えること、基本的なことですが一番大切なことです。
初めての方に会う機会が多いお買い物やお出かけの時に、親子で練習していきましょう。

待機

横浜国立大学教育学部附属鎌倉小学校は考査当日、考査開始時間まで「控室で待機」となります。
この待機時間からすでに考査が始まっているのです。

先生がいなくても、お友だちに声をかけられても、気を抜かずに落ち着いて待てるかどうか。

運動でも待機の時間が長いので、行動観察がない附属鎌倉小では、この待機時間が実質行動観察であり非常に重要です。
理英会でも待機の時間を考査科目の1つとし指導しています。
毎年かなり長い時間の待機となるので、飽きずに待てる精神力をつけましよう。

運動

横浜国立大学教育学部附属鎌倉小学校は鎌倉駅から通学路に段葛を指定しています。
狭い通路でよその人に迷惑をかけないようにとの思いで棒よけのテストを実施していると思われます。
その他、平均台、ケンパなどの考査により、脚力、バランス力、瞬発力など高い運動能力を求められるため、対策はしっかりとおこなっていく必要があります。
体力、筋力は1日では付きませんから、外で思いっきり身体を動かすなど普段の生活からご家庭での体力つくりを心がけていきましょう。

指示理解力

運動考査時にも、先生の指示を聞いて、その通りに動けるかどうかを見られます。
ですので、話を聞いて1回で理解し、行動できることが大切です。
難易度は高いですが、理英会の授業でも沢山の指示を順序だてて覚えることの繰り返しにより、指示理解力につなげていきます。
経験値を積んでいくことが大切なので、日々の生活の中でも指示を聞いて動く練習を取り入れていきましょう。

横浜国立大学教育学部附属鎌倉小学校の入試では、初めての場所、初めて会う人、集団の中で発揮できる力をつけていくことが大事になります。

入試関連情報

■募集定員
1学年 105名程度

■学校説明会・募集要項配布
9月初旬に実施。
募集要項は学校ホームページに掲載されます。

■出願の受付方法
インターネット出願後に入学志願書をレターパックプラスで郵送します。
学区の指定があり入学時に指定の学区に居住していることが条件となります。

■入試選考調査

1次選考は2日間で実施。
1日目:運動テスト
2日目:個別テスト
数日後:結果発表

※1次試験合格対象者が2次選考抽選となります。

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