字のない絵本
字のない絵本|おすすめしたいこと編
絵本の読み聞かせで知的能力がアップすることは、皆さん、お分かりの事と思います。親子でスキンシップが取れますし、地図の本を開けば、そこへ旅に出かけた気分も味わえます。本からはいろいろな情報を得られます。子供にいろいろな言葉を教えたい、様子言葉も伝えたいけれど苦手だわ、というお母さんは絵本を読む事で親子でボキャブラリーを増やすこともできます。
世の中にはいい絵本がたくさんあります。今回は敢えて“字のない絵本”をご紹介します。これを聞いて、字がないとボキャブラリーが増えないのでは?字がないなんて、上手に話しを作れないわ…なんて思う方もいるでしょう。気負う必要はありません。そこに描かれている絵をお子さんと楽しめばいいんです。人や動物が出てくる本であれば、どんな表情をしているのかな?どう思っているのかな?と話し合うのもいいですね。普段、字を読む事に追われてしまうお母さんも、そのページに描かれている絵を隅々までお子さんと一緒に堪能するのも楽しいですよ。お子さんの想像力に驚かされるかもしれませんね。
「ぞうのボタン(福音館)」
おなかに4つのボタンをつけたぞうがいます。ボタンを外すと…?中から次々に動物が出てきます。
「木のうた(ほるぷ出版)」
1本の大きな木があります。四季の移り変わりによって、リスや鳥、木の様子も変化していきます。
「かさ(文研出版)」
墨一色の絵に真っ赤な傘を差した女の子がお父さんに傘を届けに行くお話。届ける責任感、会える嬉しさ…いろいろ感じられる本です。
「しあわせのはね(文芸社)」
おじいさんと捨て犬の交流を鉛筆画で描かれた本。表情や風景が生き生きと描かれています。