母好き?
母好き?|お悩み編
“母の日”の数日前の年長クラスで、「今度の日曜日は何の日でしょう?(5月第2日曜日で母の日でした)」と先生に聞かれた子供たちは、みんな「うーん???」と黙ってしまいました。
考えた末、ある男の子が「分かった!テストの日だ!(笑顔)」と答えました。確かに母の日と同日に、月に一度の模擬試験が予定されていたのですが…。
これには、お母さん達も「確かに模試も大事だけれど、私達を労り、感謝してくれる日でしょう?」と少しだけ落胆。
同じく年長クラス。面接練習をしている時の事。いくつか質問をされ、そこまではきちんと答えられていた子も、ある質問で固まってしまいました。「お母さんは好きですか?どういうところが好きですか?」
横で聞いていたお母さんはきっとドキドキしたでしょうね。私の事、どう思っているのかしら?
最近怒ってばかりだったわ、今朝も一方的に言ってしまった…、最近、親子で大笑いすることも少なくなったなぁ…、と反省していたかもしれませんね。
幼稚園や保育園の送り迎えも毎日して、習い事だって連れて行っているし、お弁当だってあなたのことを考えて作っているのよ。
お母さん頑張っているのにな、と悲しい思いをされたかもしれません。
今挙げたことは、“感謝”であって、子供は「だからお母さん好き!」とはならないかもしれませんね。
それよりも、本を読んでくれた!
ビーズでアクセサリーを一緒に作った!
公園でドッヂボールをして遊んでくれた!
一緒にパンを焼いたよ!
お母さんとお風呂でいろんな歌を歌ったよ!
など、自分と一緒に楽しい時間を過ごしたことの方が、記憶に残りますし、何よりもお子さんは喜びますね。
一日のうちのほんの数十分、家事の手を休めてお子さんに付き合ってみませんか?
「お母さんのどういうところが好きですか?」「お母さんのお腹です。ぷにぷにしていて気持ちがいいからです。」思わずクスッと笑ってしまいましたが、こんな答え方をした男の子もいました。よく親子でスキンシップをしているのでしょうね。