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カレンダーを使った問題に挑戦!

カレンダーに関する数のなぞなぞ
こばちゃん先生担当の「数のなぞなぞ」です!
今回は、カレンダーについての問題です。
目の前に2025年のカレンダーを用意しましょう。
問題1.3月3日は何の日で、何曜日ですか?
カレンダーを見て調べてね。
チクタク・チクタク… ⌛
そうです。
3月3日は「ひなまつり」で、月曜日でしたね!
では次に、2月3日は何曜日ですか?
カレンダーを見てみてね。見つかりましたか?
問題2.1か月後の4月3日は何曜日ですか?
カレンダーを見ていいですよ。わかりましたか?
では、2か月後の5月3日は何曜日ですか?
問題3.2月20日、4月20日、5月20日は、それぞれ何曜日でしょう?
3月20日は春分の日で、木曜日です。
では、2月20日は何曜日?(問題1と同じように考えたら…)
4月20日、5月20日は何曜日?(問題2と同じように考えたら…)
これをカレンダーを見ずに分かったら天才!
ご家庭のみなさまへ
解説
問題1.
2月は平年の場合28日までなので、ぴったり4週間です。つまり、(うるう年でなければ)2月と3月の各日は必ず同じ曜日になります。
お子さまには2月と3月のカレンダーを見比べて、何が分かるか「気づき」を引き出してあげましょう。
問題2.
3月は31日までなので、4週間と3日です。
そのため4月3日は、3月3日の曜日から3つ後ろにずれ、火→水→木となり、木曜日となります。
5月3日も同じように考えますが、4月は30日までなので、4週間と2日。
曜日が、さらに2つ後ろにずれるので、金→土となり、土曜日になります。
お子さまには間違っていても良いので、どうしてその曜日になると思ったか、聞いてみてあげてくださいね。そしてお子さまの考えた理由で問題3の応用問題をといてみましょう。
問題3.
3月3日の答えから、2月と3月は同じ曜日、4月は3つ後ろにずれる、5月はさらに2つ後ろにずれることが分かりますね。その規則性と同じように考えることがミソです。
なので、3月20日が木曜日なら、2月20日も木曜日。4月20日は日曜日、5月20日は火曜日でした。
今回は、カレンダーを使って、「1つの規則性を他のところでも利用する」ことを意図して出題しました。
1か月の日数は月によって違うということを、「にしむくサムライ(西向く士)」で覚えたり、拳の関節の出っ張っている山と谷で数える方法などでまず覚えましょう。
そして、1週間が7日であることと、カレンダーの規則性が読み取れると、なんとなくでもつかめてくると思います。最初はなかなか難しいかとは思いますが、無理に説明しようとしないで、カレンダーを並べてじっくり眺めさせてあげましょう。おうちの方から他の日付も出題してみて、さらに理解を深めれるといいですね。
お子さんを「3秒で曜日が分かる名人」に仕立てて盛り上げてあげたら、きっと算数が好きになりますよ!
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受験算数につながる考え方を、身近なものを題材に、分かりやすくお伝えする、アウトドア派の算数講師こばちゃん先生(小林義徳)がお送りしました!
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