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トランプで「十のくらい」「一のくらい」を楽しく体感!

こんにちは。
今回は、トランプを使って「2ケタの数の大きさ」を遊びながら学べるゲームをご紹介します。
親子で遊びながら学べる「2ケタでドン!」ゲーム
数の「くらい」(十のくらい・一のくらい)の感覚は、小学1年生の算数の大切な基礎。
でも、いきなり教科書で学ぶよりも、まずは手を動かして“体で感じる”ことが大事です。
そんな学びの第一歩にぴったりなのが、この 「2ケタでドン!」ゲーム です。
🔶 準備するもの
トランプの中から、
ハート・ダイヤ・スペード・クラブの 2〜9のカード を使います(計32枚)。
「このカードを2枚並べて、2ケタの数をつくるよ」と、最初にお子さまに見せて説明してみましょう。
たとえば「2」と「5」を並べて「25」!
これが今回のゲームの基本です。
🔶 遊ぶ人数
2人〜4人くらいがおすすめです。
家族でのちょっとした時間にもぴったり。
🔶 ゲームの進め方
- カードをよく切って山にする。
みんなの手が届くところに伏せておきましょう。 - 1枚目を引く。
自分の番になったらカードを1枚引いて数字を見ます。
「十のくらい」にするか、「一のくらい」にするかを決めて、はっきり宣言します。
たとえば「3が出た! 一のくらいにする!」といった感じです。 - 2枚目を引く(見ずに置く)。
全員が1枚目を出し終えたら、次のカードを引きます。
今度は数字を見ないで、さっき置かなかったほうのくらい(十のくらい or 一のくらい)に置きましょう。 - 「2ケタでドン!」のかけ声でオープン!
全員そろってカードをめくります。
できた数字を順に読み上げましょう。
一番大きい数字をつくれた人がその回の勝ちです! - 3回戦で勝負!
引いたカードは戻さず、自分の前に表向きで並べておきます。
残りの山から引いて、3回勝負をしてみましょう。
3回のうち、いちばん多く勝った人が最終的なチャンピオンです。
もし勝ち数が同じなら、同点の人だけで“決勝戦”をもう1回!
ご家庭のみなさまへ
🔶 遊びながら身につく「数のセンス」
この遊びのねらいは、「十のくらい」と「一のくらい」の違いを、頭だけでなく“体感的に理解する”ことです。
お子さまがカードを出すときには、ぜひ「十のくらい!」「一のくらい!」と声に出してもらってください。
自然と、数をつくるときにどちらの位に大きい数字を置くと大きな数になるかを感じ取れるようになります。
🔶 小さなお子さまと遊ぶときのコツ
まだ数に慣れていないお子さまの場合は、使うカードを少し減らすのがおすすめです。
たとえば、男の子ならスペードとクラブの2種類だけなど。
カードの枚数が減ると、「残っている数字にどんなものが多いかな?」と考えるきっかけにもなります。
「これが十のくらいだよ」「ここに大きい数字を置くと、もっと大きい数になるね」と、
親子で会話しながら楽しんでください。
「2ケタでドン!」は、数字の大きさ比べを通して「位取り」の感覚を楽しく身につけられるゲームです。
遊びながら“算数の土台”を育てる、親子の時間にぜひ取り入れてみてくださいね。
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