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あめが倍!おうちでできる「量感トレーニング」

お子さんと一緒に、遊びながら「倍」の感覚を身につけてみましょう。
数の世界を“体で感じる”ことができる、楽しい算数あそびです。
「倍」ってどういうこと?
まず、お子さんに聞いてみてください。
「○○ちゃん、3の倍はいくつだと思う?」
すぐに「6!」と答えられるお子さんもいれば、少し考え込むお子さんもいます。
それは自然なことです。5歳前後では、まだ「かけ算」や「2倍」という抽象的な考え方は定着していない時期です。
そこで、実際のものを使って体験することで、数の感覚を育てていきましょう。
🍬あめを使って“体で感じる”倍あそび
おうちにある小さなもの(あめ、ブロック、ペットボトルのキャップなど)を使ってみましょう。
「左手に3個のあめを持ってみよう」
「右手にも同じ数を持ったら、全部でいくつになるかな?」
実際に手を動かして数えることで、3+3=6 という“倍”の感覚が自然と身につきます。
慣れてきたら、「左手に4個なら全部でいくつ?」と数を変えてみると、考える力がどんどん育ちます。
🍬「半分」もセットで練習!
「倍」に慣れてきたら、「半分」にも挑戦してみましょう。
「8個のあめを両手に同じ数だけ持ってみよう。何個ずつにすればいいかな?」
“同じ量に分ける”体験を通して、わり算のもとになる考え方が身につきます。
数を変えて何度も試してみると、感覚がしっかりと定着します。
🍬発展あそび「倍カードゲーム」
小さな紙に数字を書いて、裏返しておきます。
親子で1枚ずつめくり、出た数をもとに質問します。
- 「2の倍は?」
- 「半分にしたらいくつ?」
慣れてきたら、「3倍」や「4倍」にも挑戦してみましょう!
遊びながら、かけ算の考え方に自然と親しめます。
ご家庭のみなさまへ
「倍」や「半分」は、のちのかけ算・わり算の基礎になる大切な考え方です。
この時期は、正解をすぐに言えることよりも、量をイメージしながら考えることが大切です。
「算数のお勉強」と身構えず、日常の中でちょっとした“問いかけ”を楽しんでください。
お子さんにとって、数が身近で楽しいものになります。
受験算数のプロ 益田先生がお届けしました。
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