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優しさの花が咲く
今週は「国語の先生おススメ本」です。

優しいとは、どういうことでしょうか。
強いとは、どういうことでしょうか。
今、巷間には間違った優しさがあふれています。
本当に、人の為になる優しさ・強さとは、何でしょうか。
〔今週のおススメ本〕
「花さき山」
(斎藤隆介作・滝平二郎絵)
この本についてはコチラから
〔今週のおススメのポイント〕
★ 「モチモチの木」の、斎藤隆介・滝平二郎コンビによる名作です。
★ 心を育てるのは、理屈でも押し付けでもない、と気づかされます。
★ 日本語の美しさを、改めて感じさせてくれます。
▼ご家庭のみなさまへ▼
今週のおススメ本は、斎藤隆介作「花さき山」です。
同作家の「モチモチの木」は、小学3年生の教科書に登場します。
こちらも名作です。
「親切心」や「思いやり」の心って、決して人に強要するものでもなく人に認めてもらうためのものでもない、というメッセージが込められています。
「花さき山」に咲く花は、善行をした、自分に耐えた、その人の心にそっと咲くからこそ美しい。
方言を基調とした、日本語の調べもまた美しい。
☆この場面でこのひとこと☆
終盤、「あや」は再び花さき山に行きますが、花はみつかりません。
「どうしてなんだろうね?」とお子さまと話し合ってみてください。
最後のページ4行に込められた作者の思いが、より深く心に刻まれるはずです。
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