新しく完成した理英会の学習アプリには、敢えて「つけていない」機能があります。それは…自動採点。
私どもはお子さまの解答を採点する時間を「問題を通した親子の対話の時間」と考えています。
お子さまの思考プロセスに寄り添い、「宝もの」である間違いから学び、「できた!」の自信と次の「意欲」に繋げるために 、この採点部分を保護者様にあえて残し、見やすい正答表示を整えるにとどめました。
このアプリの開発にあたり開発チームで確認したことが二つあります。
一つは、「紙とえんぴつの教材」を使っているうえで、「こうだったらいいのにな」と、私たちが常々感じ、また保護者様からもお寄せいただいていたご要望でした。
また、保護者様からもお寄せいただいていたご要望を、できる限り叶えるツールにしよう、ということでもありました。
すぐに多くのアイデアが出ました。これまでに私ども理英会が教材開発や指導の中で考えていたこと、そして保護者様からの貴重な声が豊富にあったからです。
小学校入試準備ではお子さまが1年間で取り組むペーパー教材は優に千枚を超えます。
これらの膨大な教材を管理するのは、保護者様にとって大変なご負担でした。
保護者様のご負担
こういった、保護者様の日々の学習管理や伴走にかかる大変なご負担をDXやAIの力で解決したい!開発陣にとって、これに勝るモチベーションはありませんでした。
その結果、業界で初の幼児専用 LMS(学習管理システム)を搭載したアプリが生まれました。
このLMSにより、これまでの紙ベースでは実現が難しかった、やりたかったことのほとんどが実現できました。
例えば、
このように、お子さまの学習状況をすべて「見える化」することで、紙教材使用時の負担を軽減し、より効率的で効果的な学習サポートを可能にしました。
そしてもう一つのテーマ。これが、アプリに「自動採点機能」をあえてつけなかった理由に深く関わっています。
それは、理英会が日々の指導現場で、そしてご家庭での学習で、何よりも大切にしていることを、新しいツールであるアプリでも決して揺るがせない、ということでした。
理英会とご家庭が大切にしていることとは?それは、子どもたちの成長にとって最も大切であると確信している本質的な学びのプロセスです。
具体的には
このアプリは、問題を通した「親子の対話の時間」を最も価値があるものと考え、サポートする存在でありたいと考えました。
自動採点ではなく、お子さまの思考プロセスに寄り添い、「宝もの」である間違いから学び、「できた!」の自信と次の「意欲」に繋げるために、この採点部分を保護者様にあえて残し、見やすい正答表示を整えるにとどめました。
このアプリがご家庭の日々の負担を軽減し、お子さまのがんばりを引き出し、そして何より親子の温かい関わりの時間を豊かにするための一助となれば、これほど嬉しいことはありません。
理英会アプリ 開発チーム一同
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