虎ノ門ヒルズ校・年長αクラスでは、先日「お花の制作」と「紐通し」の活動を行いました。
この日の課題は、線に沿って赤いお花を丁寧に切り取り、
穴に紐を通して完成させるというもの。
指先の巧緻性はもちろん、集中力や手順を理解する力も必要とされる取り組みです。
ハサミの使い方にもずいぶん慣れてきた子どもたち。
曲線の多いお花の形も、姿勢を整え、慎重にハサミを動かして切り取ることができました。
「線からはみ出さないようにゆっくり切る」「反対の手でしっかり紙を押さえる」といった基本も、自然と身についてきている様子です。
その後の紐通しでは、穴の位置や通す順番を考えながら、
一つひとつ丁寧に仕上げていきました。
完成したお花を手にした子どもたちの表情は、とても満足げでした。
小学校受験では、制作や紐通しといった巧緻性を問う課題が頻出しますが、
大切なのは“結果”だけでなく“過程”への取り組み方。
丁寧に取り組もうとする姿勢や、あきらめずに最後まで仕上げる力こそが、
子どもたちの成長を支える土台となります。
日々の積み重ねの中で、一人ひとりの「できる」が確かに育ってきています。
今後も、楽しみながら力を伸ばしていける環境づくりを大切にしてまいります。
[ 年長αクラス「お花の制作」で巧緻性を育てました]のご感想やコメントをお寄せください。
最近のコメント