こんにちは。
理英会大船校 教室長の池谷です。
今回は年中の授業の一幕、言語カードを使った発表の時間についてお話いたします。
子どもたちは、その授業で初めて見た8枚の言語カードから1枚選び、その場で考えてみんなの前で発表します。
①発表の前に、講師が8枚の言語カードの解説をします。今回は「お手伝い」のカードでした。例えばこの1枚。
②お子さんたちに「誰が何をしているの?」と問います。すると、ほとんどのお子さんは「女の子がお茶を入れている」と答えます。私は「入れる」も間違いではないとしつつ、
「これは注ぐと言うんだよ。みんなで言ってみよう。せーの」
「そ・そ・ぐ」
このようなやり取りをしながら、最後にお子さんたち一人ひとり前に出て発表をします。
小学校受験に必要な語彙力の養成はもちろんのこと、正しい言葉遣いや人前力、お友だちの発表を最後まできちんと聞く集中力まで、この言語カードの発表に様々な狙いを含めています。
「注ぐ」という言葉を年中のお子さんが理解して話すことは難しいと思われるかもしれません。
ただ、普段の生活からその言葉を聞いて、実際にその言葉を使って話すことで、言語理解は深まっていきます。
どうぞ、お子さんにたくさんの言葉のシャワーを浴びせてあげてください。
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