考査日と同じで学校説明会も日が重なります。興味のある学校が4校も重なると帰省しても両親では足りません。親戚を動員してその学校の雰囲気を調べることになりますが、その日のうちに報告を受け、必要に応じて詳細な出張レポート(感想文)を書いてもらいました。これらはのちの「面接問答集」を作る際に大変役立ちました。また、学校によっては子供の参加を認めていないところもあるので、娘を預かってくれる親戚も手配しなくてはなりません。本番でも合格発表や入学手続きなど子供同伴が不可な行事があります。近くに頼れる親戚がいない場合はこの頃から考えておくべきでしょう。
それでも数校に絞るのがやっとです。そこで単身赴任の父親は4月から作り始めた「志望校リスト」を説明会,小学校フェア版から本格的な検討版にバージョンを上げ、この頃からその学校の特徴,倍率,考査の出題傾向,通学時間などを評価項目として加えました。このリスト改訂の作業は出願が終わる10月まで続けました。
娘の偏差値は何とか50台まで戻しましたがまだ安定しません。夏休みに向けてペーパーの枚数を少し増やすようにしました。志望校のそっくり問題集もやり始めましたが、要は4ヶ月後にできればいいこと。今できずに自信をなくすことがないように日々のプリントの中に混ぜるなど、気を配りました。