いよいよ一部の学校で出願が始まります。また、夏休み前に終わる学校もありますが学校説明会も再開されます。もちろん日が重なれば親戚も動員する万全の態勢で臨んでいます。私の「志望校リスト」はというと小学校の先の先である高校の大学進学率実績を超難関校群と難関校群に分けて、ここ2~3年の合格率の推移を調べるなどかなりエスカレートしています。もはや小学校受験の枠をはるかに超えてしまったのです。そんな時、理英会の先生から「受験するのはお父様でなく娘さんでしょ。しかも小学校ですよ」と言われ、我に返りました。娘に合った校風はどうした!そう考えた時、10ヶ月前に決めた学校を改めて第一希望校にしました。
親としてもう1つ仕掛けを作りました。それは4月以降お世話になった女子難関校ゼミをやめ、別の理英会校舎で開催していた同種のゼミに切り替えたことです。前にも書きましたがお友だちと仲良くなり過ぎると緊張感がなくなります。それに受験の時は知らない子ばかり。また、後で気がついたことですが、小学校に合格した時に理英会の知り合いが多いと心強い面もあります(特に母親ですが)。ただし、リスキーな点は本番間近のこの時期に馴染めなかった時はフォローができません。実際、お山の大将的だった娘が4つ目の教室の積極的なお友達と接して、初めのうち戸惑っていた姿を見て心配な時もありました。しかし、結果的には親も子もとても良い刺激になりました。
成績はと言うと偏差値は57。先月と同じなのでやっと安定の兆しが見えてきました。
理英会では模擬面接が始まります。2回お願いした結果、想定外の事態が明らかになりました。井戸端会議では流暢に話す母親が模擬ですら面接ではしどろもどろに。しかも回数を重ねても上達する兆しが見えません。これには正直困りました。そこでまたまた単身赴任の父親の出番です。毎晩、理英会の出口調査を参考に過去の面接質問集から母親と子供の分まで網羅した想定問答集を作りました。併願校については1校あたり6ページ程度ですが、第一志望校は16ページにもなりました。これを毎週末に家族で練習するわけですが、子供の方が親のフレーズをよく覚えてしまいます。
さあ本番まであと1ヶ月余り、親としてはやることはやったつもりです。あとは神様の御心に従うまで…。