教育は余計な出費?(福翁百話)


福翁百話 現代語訳 (角川ソフィア文庫)

例年、慶應義塾横浜初等部の願書には創設者の福澤諭吉の著作『福翁自伝』を読んで、所感を記す指示がありました。

しかし、2020年度の横浜初等部の入試ではこれまでとは異なり、『伝記小泉信三』が課題図書に選ばれ、さらに2021年度の横浜初等部の入試では『福翁百話』に課題図書が変更されました。
そこで、これからこの本を手にされる方のために『福翁百話』の中でも、子育て・教育に関する話を一話ごと取り上げて、要点を簡単にご紹介いたします。
今回は38話の要点を意訳してご紹介します。

教育は余計な出費?

江戸時代、先生になる武士は教えることで生計は立てておらず、教育は無償に近いものでした。

生徒は年末に、ほんの謝意をあらわす程度で「二朱銀一片持って、仁義礼信義を学び、武道の極意を授かる」というのは、このあたりの事情を評する言葉です。

こういった習慣は国民一般の脳裏に刻まれ、今日にいたっても父母が子どもの教育のためにお金を出すのは余計な出費だと感じる傾向があります。

しかし、こういった父母が必ずしも倹約家なわけではありません。
自分に対する出費、浪費は平気な顔で行うのです。

好奇心をそそられる無用の品には大金を支払うのに大切な子のための授業料を惜しむのは計算を間違えています。

贅沢品を買って死後誰に守ってもらおうというのでしょうか。
出費を惜しんで、子に十分な教育を授けず、ついには家を失うことを予測できないのでしょう。

文明が進む中で子どもの教育水準が不足している結果は耐えがたいのですが、時機を待つほかありません。

まとめ

38話は教育にお金を支払うことに対しての福澤諭吉の見解です。
明治時代の話ではありますが、令和の今、教育に対する価値基準が果たして進歩したかというふうに考えてみると、今もなお、この問題の中に課題を見つけることがたくさんあるように感じました。

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